魚津ナマ声 「魚津市民の本音トーク をお届けします。」

移住の先輩の声

阿部 友美(あべ ともみ)さん

「色んな人と繋がって、
繋がった人たちと色んな面白いことを
自分たちでやってみたいです。」

阿部 友美 (あべ ともみ)さん
年代
30~40代
職業
グラフィックデザイナー
出身・今まで住んだことのある地域
秋田県
移住区分
Iターン
家族構成
夫婦

移住までの経緯

これまで、ずっと秋田県で生まれ育ち、秋田でも今と同じようにデザイン関係のお仕事に就いていました。
秋田では家と職場だけを行き来するだけの生活で、とても忙しい生活を送っていました。

移住のきっかけ

もともとは、旦那さんが仕事の関係で3~4年前から魚津市で働いていたことがきっかけです。旦那さんは単身赴任で魚津で生活を、私は秋田県で生活し、年に1~2回魚津を遊びに訪れる程度でした。
旦那さんの職場の勧めや、魚の美味しさ、水のきれいさ、美味しさに惹かれて昨年魚津市に移住しました。現在住むアパートでさえ、地下水なんですよ。
移住前は、水揚げされた魚がほとんど東京へ運ばれ、地元民の口に入ることがほとんどありませんでしたが、魚津は魚の種類が豊富なうえに、スーパーに行けば朝獲れの魚がたくさん並び、「魚津産」と書いてあるとテンションが上がります。地産地消が素晴らしいですね。

魚津の印象は「地鉄(富山地方鉄道)」があること。あの雰囲気が何とも言えなく、特に西魚津駅は古いまま残っていて、味があって歴史を感じます。
田舎を現代風に都市開発された地域がありますが、魚津は古い町並みやものを残しつつ、現在進行形の街があります。田舎にありがちな古いものを壊して新しいものを建てるだけでなく、古いものを残したままであることが素晴らしく感じます。

移住までの経緯の画像
住んで良かったことの画像

住んでよかったこと

移住後の生活は、めまぐるしく、面白いです。こうした生活が送れているのも、人との繋がりを持てたことが大きいと思っています。
移住して、あるデザイン関係の講義に参加した際、隣に座ったデザイン関係の会社に勤めておられる方に、色んな人を紹介してもらいました。名刺をもらった方をまわったり、会社へ見学へ行ったり、フェイスブックで繋がったり。誰も知り合いのいない土地で、どういう風に暮らしていいか不安なこともありましたが、紹介に紹介を重ねた人との繋がりがありがたかったです。

また、こちらに来てから朝一番の散歩を始めました。以前は会社と家の往復する生活で、特に周りを観察しながら生活していたわけではありませんでしたが、こちらに来てから海と山が近いダイナミックな自然を感じながら毎日散歩するようになりました。川沿いに歩くと色んな発見があるんです。
旦那さんは、釣りを始め、私は釣りについていきがてら散歩をしています。

苦労したこと・していること

特に不便だと思ったことはないです。
電車の本数が少ないのも、時間に合わせて行動すればどうってことはないし、主な交通手段が車ですから、そんなに不便とは思いません。
買い物に関しても、日用品は車や自転車ですぐに行ける距離にあり、服などは魚津市のお店や、インターネットを利用したり、富山市まで30分で行くこともできるし、インターネットを使えるので不便を感じたことはありません。

不安だったことと言えば、仕事のこと。仕事をするまでは生活費のこととかどうしようと思ったり。デザイン会社は富山市まで行かないとないので、パートでもなんでも、普通のところで就職でいいやと思っていたところ、周りに人との繋がりにもなるし、会社を起してみないかと後押しされました。
何とか生活できそうな気もしたので、腹をくくってやろうかなと思い、デザイナー業務をライフワークとしてやっていこうとこちらに来てから気持ちを切り替えました。会社を起せたのも人との繋がりがきっかけとなりました。

苦労したこと・していることの画像

移住して驚いたこと

水のきれいさや水量の多さはいい意味で想定外でした。
あと、蒲鉾がぐるぐる巻いてあること。
ゴミの分別の徹底具合にも驚きました。瓶を大きさや色別に分けたり、とにかく細かいです。環境に関する講演も多く、それに参加する一般参加者も多く感じます。環境に気を遣った県なんですね。

想定外というわけではないですが、旅行が行きやすくなり、旅先の選択肢が増えました。特に秋田にいる時には遠くてあまりいけなかった関西方面への旅行が増え、先日は四国まで車で行きました。休みが取れたら広島県とか関西以南にも行ってみたいと思っています。

魚津から高速バスもたくさん出ていますし、新幹線で東京まで2時間です。日本の真ん中にあるということは、交通手段に関して利便性があり、地質的にも、地形的にも良いと聞いたことがありますし、富山県はそういった意味で良い環境ですね。

生活パターンの変化

生活パターングラフ1 生活パターングラフ2

移住前の生活と比較して変わったこと

以前は、出勤時間、勤務時間が共に長く、家と会社を往復し、家では寝食するだけだった生活が一変して、今の生活は自分の自由な時間で色んなことを考える時間が増えました。職業柄、物事を考えないと前に進まないので、今の生活が1番良い感じのスタンスだと思っています。

ここでの生活は、創作に関する環境が良いです。人の繋がりでまちづくりに関わらせてもらっていますが、そういうのを見たり感じたりすることを増やさないといいものが見えてきませんし、色んなものやところを見に行ったりしないといけない時間も必要となってきます。 ある意味フレキシブル(柔軟)に動かなければならないというのがあるのですが、そういうところが職業冥利につきるという環境にあります。

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魚津に住み続けたいですか?の画像

魚津に住み続けたいですか?

魚津に住み続けたいと思います。
色んな人と繋がって、繋がった人たちと色んな面白いことを自分たちでやってみたいです。

先日「UOSUI ArtDay」というイベントをしました。構成メンバーはみんな魚津の人。魚津の人がイベントに参加して魚津の良いところを問題点などを共有しながら再発見出来たらいいですね。 今回のイベントみたいに問題点などを探り合って、これからやっていきたいことを組み合わせてイベントにして集まる場所を作るのが1番のかたちだと思っています。 知らないからこそ外側から見て、「これを掘り下げたら面白い」といったところを違う土地から来た人は見るので、そういう人たちにそう言われると「面白い」という見方を変えることができるはずです。ズブズブと中にいるだけではなく、外に出てリフレッシュしてみると意外と使える。 そういう意味で移住した私を使ってほしいと思います。



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