「水道水がミネラルウォーター!」
- 年代
- 10~20代
- 職業
- 会社員
- 出身・今まで住んだことのある地域
- 兵庫県、ベトナム(ハノイ)、東京(八王子)
- 移住区分
- Iターン
- 家族構成
- 独身
移住までの経緯
父親がベトナムと関わる仕事をしていて、ベトナム語を習得すると役に立てるかもしれないと思い、ベトナムの大学へ進学しました。丁度、大学生活2年目を迎えるころに、新型コロナウイルス感染症が拡大してきました。そのため、日本に帰国せざるを得なくなり、オンライン授業で1年間過ごしていました。3年生になる頃にベトナムに戻り、1年ぶりにリアルで講義を聴くと、ベトナム語が全くわからなくなっていることに気づきました。
講義についていけず、このまま大学に残っていることに疑問をもち、退学することを選択しました。インターンとして働いていた日系企業から、就職の話もありましたが、ベトナムでこれからずっと生活することが想像できず、日本に戻ってきました。
移住のきっかけ
日本に戻ってからは、実家で暮らしていました。
地元で色んなヒトと会っているうちに「農業」の可能性に気づき、中でも果樹農家としての道を探り始めました。僕が、農業、中でも果樹に興味を持っていることを知った知り合いが、現職場の情報を教えてくれたのがきっかけとなり、魚津に来ました。
魚津市のことは、正直、知りませんでしたが、果樹栽培に関わることができる場所で、日本であるのならどこでもいいと思っていました。
住んでよかったこと
今まで、海が身近にある生活とは縁がなかったので、住んでいる場所から自転車で2、3分すると海に着くという環境をとても気に入っています。
音楽を聴きながら、しんきろうロード(湾岸沿い)をサイクリングしています。夕方や夜、時間が空いたら海に行っています。
苦労したこと・していること
富山は雨の日が多いですね。
僕は、自転車か原付で通勤しているので、仕事場に着いたら全身『ずぶぬれ』という日が結構あって、大変です。雪が降ることを考えると、冬までには車を購入したいです。
移住して驚いたこと
びっくりするくらいに水道水が美味しいことです。
今までは、水道水は必ず沸かし、お茶パックを入れて飲んでいたのですが、ある日、お茶がなかったので、水道水の水を飲んだ時の衝撃は忘れられないです。
魚津市の水道水はミネラルウォータですね。それからは、お茶を沸かさず、とにかくのどが乾いたら、ペットボトルを買わず、蛇口をひねってゴクゴク水道水を飲んでいます。
生活パターンの変化
移住前の生活と比較して変わったこと
就職したので、規則正しい生活に変わりました。
比較して変わったことではないのですが、先日富山駅で歩いている人たちを眺めていて感じたことは、富山の人たちは、せかせかしていないですね。
僕も含めて、人が多い場所で暮らしている人は、歩いている時、目的地に行くまでの最短ルートしか考えていない気がします。だけど、富山の人は、友だちと歩いている時でさえ楽しんでいるゆとりを感じました。
魚津に住み続けたいですか?
魚津に来てまだ数ヶ月。正直、まだそこまで考えたことはありません。
今は、仕事を覚えることばかりで、毎日があっという間に過ぎていきます。ただ、職場には本当に恵まれていて、ヒト、施設、道具ととてもいい環境です。農業の魅力は、自分が栽培した作物の成長過程を観られるところで、楽しく従事しています。
今は目の前のことしか見えていないところもありますが、これからもっともっと魚津で楽しみたいと思っています。