「自然豊かな”魚津”を満喫し、仕事もプライベートも楽しんでいます。」
- 年代
- 30~40代
- 職業
- 公務員
- 出身・今まで住んだことのある地域
- 愛知県、静岡県
- 移住区分
- Iターン
- 家族構成
- 夫婦子持ち
移住までの経緯
愛知県知多半島で生まれ育ちました。
子どものころから、虫や魚を中心に生き物が大好きでした。色んな虫や魚を捕っては、家に持ち帰っていましたので、びっくりするほどの生き物がいました。今も自宅にたくさんの生き物がいますが…。
生き物への関心は、周りからするとちょっと変わっていたのかなと思います。
小学生の頃は、登校前に釣りに行ったり、生き物を見つけた時にすぐに捕れるよう、通学路にいくつものタモ・バケツを隠したりしていました。あと、教室の自分の机でトカゲを飼育していました。生き物好きが行き過ぎて、周囲からは、変な人と言われていました(笑)。
子供のころから大好きだった生物を学ぶために(海洋学)、一旦進学で愛知を離れました。その後、名古屋市の水族館で勤務していました。
移住のきっかけ
僕は今、市役所勤務ですが、移住のきっかけは単純で、魚津水族館で正社員を募集していたからです。水族館は日本国内に多数ありますが、雇用の面で考えると選ぶことが難しい現状です。小学生の頃からの夢、水族館で働くことが叶う場所が魚津だったんです。
実は、水族館勤務が決まるまで、富山県に来たこともなかったし、魚津市のことも知りませんでした。ただ、水族館で働くこと、大好きな釣りができる場所だったので、全く不安はありませんでした。
住んでよかったこと
大好きな釣りに、すぐ行けること。都心の釣り好きの人は、2~3時間かけて釣りに行っているのを考えると、このふら~っと感は信じられないですよね。魚津に来てから、僕は1週間に3~4回は釣りに行っています。子供も一緒に行くこともあります。小学生の長女は、釣りガールになりつつあります。
魚津の海は、一年を通して切れ目なく魚を釣ることができます。また、海が近いので、天気や潮の動きに合わせて、釣りに行くことも可能です。海だけでなく、川釣りもできます。早月川、片貝川では、アユ、ヤマメ、イワナを釣ります。魚津に住んでいる人は、大体、車で10分のところに川があるので夏には天然のプールにもすぐに行けますよ。
*潮の動きに合わせてとは?
大潮・中潮・小潮や満潮・干潮など聞いたことがあるのではないでしょうか。潮の満ち引きには太陽や月も関わり、海面が上がったり下 がったりします。この動きを「潮が動いている」などといいます。潮が動き始めると魚の動きが活発になり始めます。
魚津に住んでいると、この潮の動きに合わせて気軽に釣りに行けるそうです。
苦労したこと・していること
あえていうなら…。 夫婦共に県外出身なので、近くに両親がいません。子供が保育園に登園していた頃は、行事におじいちゃん、おばあちゃんが参加できなかったので、子供は寂しい思いをしていたのかなと思います。また、急に熱が出て保育園を休まなくてはならないときに、近くに祖父母がいれば助かるのになと思ったこともありました。
ただ、友達やご近所のおじいちゃん、おばあちゃんが子供に声をかけてくれたり、可愛がってくれているので、僕が思っているほど子供は寂しがっていなかったかもしれないですね。
*病児・病後児保育室“キッズ・ベアー”
保育施設等に通っているお子さんが病気や病気の回復期などで、集団保育が困難な時期に、一時的にお子さんをお預かりする施設。看護師、保育士が常駐。
小学4年生まで対象。(詳しくは、キッズ・ベアー tel 0765-24-7793まで)
*ファミリーサポートセンター
地域の力で子育て支援をしています。子育ての援助を受けたい人(依頼会員)と、援助を行いたい人(提供会員)を結びつけ、地域における子育ての相互援助活動を行う会員組織。(詳しくは、魚津市社会福祉協議会 tel 0765-22-8388まで)
移住して驚いたこと
移住当初、雪道の運転に不安がありましたが、雪が降ると除雪車が稼働するので、案外スムーズに運転ができ、驚きました。
それと、魚の鮮度と安さ!スーパーの魚コーナーに深海魚のゲンゲが普通に並んでいること。
生活パターンの変化
移住前の生活と比較して変わったこと
通勤時間がぐっと短くなって、生き物との時間、釣りの時間が増えたことです。
愛知に居るときは、釣りに行くのは休日のみで、勤務前後に釣りに行く気力がありませんでした。なので、魚津に住んでからは、自分が好きな事、楽しむ時間が増えているので、魚津での生活は本当に充実しています。
魚津に住み続けたいですか?
はい。僕には魚津のフィールドが合っています。
自分の好きを満喫しているからこそ、仕事も楽しく毎日充実した日々を送っています。
平成30年8月インタビュー